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不動産ITブログ☆blog不動産業界からネット業界についてブログを書く
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動画?
2007.04.26 Thursday 【不動産サイトウォッチ】
だいたいから、何で静止しているものをわざわざ動画にする意味があるのか?
普通の写真を動画に加工するなんてサービスもあるが、あんなのただのスライドショーじゃんか。余計な演出のために、ユーザーが見たいところの選択性を殺す意味は? ◆写真の方が優れている点 動画を見ている最中に、鮮明な写真で見たい。と俺はまず思った。写真の方が鮮明だしサイズも大きい。 次に見たいところの選択性、手軽さ。これは動画の致命的な点。 2分の動画だとしても、リビングを見たいと思ったユーザーがエントランスだの、風呂だの、収納だの散々見せられた挙句、最後の方にリビングが出てくる。こんなんならサムネイルでストレートに選べる写真の方が手軽だし、せっかちなネットユーザーの特性にも合っている。いちいちメディアプレーヤー立ち上げて、もう一度リビングみたいと思ったときはまたエントランスからですか? ◆ユーザーが求めている? ユーザーが求めていますと反論くらいそうだが、確かに、ユーザーに「サイトに動画があったらいいですか?」と聞けば、「いい」というに決まっている。見たい、便利だからではなくて、あったほうがよさそうだからだ。 写真だけで紹介するサイトと、写真と動画で紹介するサイトどっちがいいか?と聞いたらこれも後者というのは当たり前だ。 しかし、ふんだんに写真を掲載したサイトと、動画だけで紹介するサイトを二つ並べてどっちがいいか。実際に探している人に、使ってもらって答えてもらったら、前者なのではないだろうか。室内のよさをアピールしたいなら、その分、写真を増やした方がよっぽど効果があるのではないか。 ◆ほかの業界・・・ それから、もうひとつ気になることがある。 もしかして動画動画いっている業界は不動産業界だけじゃないのか?(いつものこと) たとえば、ホテル業界とか、飲食業界あたりなら、不動産のように一時的なものではない。つまり、常に同じお店、ホテル。一度撮ればずっと使えるわけだから、世の中が一斉に動画に走るのならば、不動産業界より先に「当たり前」の世界になっていてもおかしくない。 ◆動画は演出のひとつに過ぎない こんなことを書くと、じゃぁ動画はダメなのか?といわれそうだがそうではない。 言いたいことは、写真の次は無条件で全部動画、という世界は「ウソ」だということ、結局、動画はひとつの演出に過ぎず、やはり今後も主流は写真だという2点だ。 動画を使って意味のある物件はクオリティーの高い物件だ。動画が便利だからではなく、動画の存在そのものが物件のイメージをアップできる。 要は動画は「豪華さを演出するためのもの」だ。したがって、一般的な物件には無意味といっても過言ではない。 もうひとつは、ナレーション。 動画に入ってるテロップなんて写真の脇にコメントしておけば同じだから意味がないが、ナレーターがもっともらしく物件のよさを音声で紹介することに意味がある。 これなら、写真にまねはできないし、本来の使い方だ。 今流行っているのはナレーションなんてないがな。 ◆冷静な判断と取捨選択 ネットという世界に対して、われわれは常に無条件で追い風を信じている。 ゆえに、サービスを提供する側の一方的な思い込みを鵜呑みにする傾向にある。 たとえば「動画、パノラマがあればユーザーは物件を見に行かなくて契約する時代になります!」といわれて「そうだよね、これからはそういう時代だよね」と一瞬納得しそうになるかもしれない。 しかし、実際に物件を見に行かずにネットだけで決めてしまう人が主流になるか?をよく考えれば、「なるわけがない」のだ。 このブログでは何度も言ってきているが、ネット業界側の提案するものは相当取捨選択が必要だ。相当前に、これからはコレだと大騒ぎした携帯サイトは、ようやくチラホラ成果が出てきた程度、RSSなども、ネットを一変させるといわれていたが、音沙汰なし。動画というのもこのひとつに過ぎない気がしてならない。
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2011.04.03 Sunday 【-】
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コメント
ご意見全くそのとおりと思います。
不動産に動画は結局主流にならない。 画面が小さくてストレスになる。 動くから良くわかるわけではなかった。 動画採用の利点はご指摘のとおり、ステイタスを表現できること、動画もやってるよのサービス精神のみでしょう。 それにしてもナレーション入りというのは、Goodな提案ですね。 どこかの不動産屋で採用したらいいと思うよ。音のない動画ほど味気ないものは無い。貴方も見ているアダルトビデオだってそうでしょ?隔靴掻痒気味。物足りないぞ。
| アポロン教授 | 2007/04/27 11:11 AM |
いつも勉強させて頂いております。
効果的に動画を使えているサイトはこの業界では極めて少ないですよね。 以前、拙ブログにて以下のように考えたことがあります。 ■で、不動産情報は動画に置き換わるのか?(1)〜(4) http://blog.smatch.jp/takkun/archive/144 そこで語っていることと、武緒さんのお話しも含めある程度うまくやってる例は少ないと思いますが、私の知ってる範囲ではココがうまいかなと。 ■GENIUS Link-Age with kids|ミサワホーム http://www.misawa.co.jp/kodate/syouhin/mokusitu/genius_link-age/ 物件情報というより商品を使っている雰囲気(体験感覚)が良く出てます。 この辺が動画の得意分野のような気がします。 男の子のオモチャなんかは動画がぴったしですよ。
| 山たっくん | 2007/04/27 12:49 PM |
WEB2.0をキーワードとしたITバブル(?)の再来でしょうか(笑)
今日たまたま”動画配信サービスの会社の方”が動画配信サービスの紹介に来られたのですが、junさんが書かれているような問題点を述べると「確かにそうですよねー(´・ω・`)」と納得されていました。 逆にこのサービスを導入された大手企業は、どこにメリットを感て導入したのか?を聞くと、現在利用しているサービスより安いからとのことでした。 不動産業界に関してホームページは所詮、客寄せ道具。されど無視は出来ない重要な客寄せ道具だと思います。
| ヤス | 2007/04/28 3:17 PM |
不動産会社のHPで使ってる動画といってもいろいろありますよね。
ひとつは、魚眼レンズで撮影したものを180度もしくは360度動画でグルグルと自動再生されるもの。 もうひとつは、静止画像をスライド(ズームインズームアウトして見せる場合が多いようです)させるもの。 他には、携帯電話やデジタルビデオカメラで撮影したムービー画像など(まだありましたっけ)。 2番目を使っている担当者本人が言うのもなんですが、本文の通りで利用者を意識したものではなく単に編集し易いということで広まった感はあります。 常に「どこまで情報を公開すべきか?」って難しい選択を決定しなければいけないんですが、担当者としてはHPの演出目的であれば、ただ単に動画を掲載するのではなく、もうひと工夫欲しいと期待されていると思います。個人的にですが…
| みや坊 | 2007/05/09 6:17 AM |
確かに、本文にある通りに『部屋を見ないで決める人は周流にはならない』と思いますが、不動産賃貸業の今後を考えれば、見ないで決める人が『主流になってくれないと困る』のではないでしょうか?
誇大な言い方かもしれませんが、非契約者に対する全てのサービス(内覧や物件紹介)に対する対価を契約者の仲介手数料だけに集約しているのは、余りにも非合理だと思います。
| べろぞぐる | 2007/08/20 1:43 PM |
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日々感じたことなどをアゲアゲ気味に。
◆「イーモバイルの(嬉しい)落とし穴」に釣られた熊ーっ!
熊さんにやられたクマーって感じに契約してきちゃいました。
取りあえず、エリアは23区+αってことで今会社@東横線綱島ですが、全然おkです。
1年固定で
| 賃貸を面白くするためのメルクマール 新館 | 2007/04/28 6:42 PM |
動画は「?」でなく「!」では、ないのか
なあ〜
家探しユーザーだけでなく誰からみても
動画は当たり前の世界!
ここ数年で社会の中心になってくる人たちの
間では、人間の感性そのものが変わって
くる(すでに変わってきている)のでは
ないでしょうか。
| Blog☆『不動産業戦略e-REVIEW』 編集長 不動産ブログ日記 | 2007/09/05 11:01 AM |
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