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新しい機能、斬新な検索システム
勤務先で私が達人をやっていることを知っている人はこう言う。

「なにか面白いものをやれ」
「他にはないあっといわせる機能を。。」

ハッキリ言うがそんな気は毛頭ない。
なぜ新しいものを私が嫌うのか、ポイントは3つだ。

★新しいものはユーザーが使わない
★先にやったからと言って後で有利にならない。
★面白い、便利なものがあってもアクセス数は増えない


★新しいものはユーザーが使わない
ユーザーの動きを考えると、多くの賃貸サイトで物件検索だけをかいつまんで広く浅く、横断的に見る傾向がある。そして主に使うのが「沿線から探す」「エリアから探す」だ。この機能は全てのサイトで導入されていて、ユーザーも使い方のコツや物件の比較方法も熟知し使い慣れている。

ここに何か新しい検索方法を投入したとしても、せっかちなネットユーザーはその新しい検索の仕方を理解しようとせずに、やはり「沿線検索」をメインに使う。一定のリズムで行動するネットユーザーに対して新しい機能が市民権を得るためには、他のサイトでも同じことができるかどうかがとりわけ重要な要素になるのだ。


★成功しても先にやったからと言って後で有利にならない。
新しい機能が成功し、他のサイトも追従したとしよう。しかし長期リピータのいない、特に賃貸サイトでは、先発後発はあまり関係がない。ほとんどのユーザーは初めてそのサイトに訪れる新規。その瞬間ユーザーの目の前にあるものが全てだ。
最終的にその機能が一般的な機能となっても、何時導入したかは全く意味がないばかりか逆に、後発は最先端の技術でより便利なものを導入するだろう。


★不動産サイトにとって新しい機能は呼び水にならない
最後に、新機能、新コンテンツ投入によるアクセス数の増加であるが、私は他の記事で以下のように述べた。

「不動産サイトのアクセス数は、母体知名度と偶発的な検索エンジン表示順、広告費用にのみ依存し、内容や機能はいくら良くてもアクセス数と相関性はない」

すなわち、新機能は単にコンバージョン率の増加に寄与のみであるが、そもそもユーザーはサイトの機能よりも物件本位であることを考えれば、そのコンバージョン率増加もたかがが知れていると言わざるをえないだろう。


以上をまとめると、他より先行して新しいものをサイトに導入した場合、デメリットの方が多いことがわかる。
まず、新しいことをやって市民権を得られず失敗するリスク。そして運良く成功しても後発にさらに便利なものを投入されれば形勢逆転するというネットの性質。新しいものをやるというのは、他のサイトの為にリスクを負って道を切り開いてやっているようなものなのだ。
さらに、アクセス数を増加させる呼び水にならないこと、ユーザーは物件本位でコンバージョン率の向上も知れていることなどを考えれば、斬新、最先端というのは不動産サイトを効率的に運営するためには「全く必要のない」要素だと断言できる。

企業のネット担当者としての私のポリシーは「後発に徹する」だ。企画会社の持ってくる新しい企画などことごとく却下。
なにか新しいものが出てきたときは、まず傍観する。そして、成功したと判断できる十分な資料がそろった時点で、より高機能で価格の下がったものを「後発」で投入する。投入のタイミングさえ間違えなければ他より遅れをとるということは先ずない。

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